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【ドクターズインタビュー】
精度の高い治療を行うための設備・医療機器

獣医歯科で使用される医療機器とその目的について

歯科治療に使用される医療機器とその用途について詳しく教えてください
歯科治療に使用される医療機器とその用途について詳しく教えてください
歯科治療に使用される医療機器とその用途について詳しく教えてください

歯科治療では精密な検査と治療が必要です。使用している主要な機器には以下のものがあります。

デンタルレントゲン

歯周病の治療において非常に重要です。この機器は、口の中にフィルムを入れて歯一本一本を詳細に撮影できるように設計されています。歯と歯茎の外側からでは見えない部分の状態を把握するために不可欠です。

顕微鏡

犬や猫の歯は非常に小さいため、治療には高度な精度が求められます。顕微鏡を使用することで、3.25倍から20倍まで拡大して、より詳細な観察と正確な治療が可能になります。これにより、必要以上に歯茎を傷つけることなく、治療を行うことができます。

レーザー照射機

来月導入予定のこの機器は、歯石の除去や洗浄に使用されます。レーザーの照射によって水分が爆発する力を利用して、歯石を効率的に除去し、細かい部分の洗浄を行うことが可能です。また、組織へのダメージが少なく、痛みを最小限に抑えることができます。

これらの機器を用いることで、動物たちへの侵襲を最小限に抑えつつ、効率的かつ正確な歯科治療を提供することができます。また、当院はこれらの先進的な治療を地域の飼い主さんに提供し、動物たちの口腔健康の向上に貢献したいと考えています。

CT検査のメリットについて

みゅう犬猫デンタルクリニックではCT検査を導入する予定とのことですが、どのような機械を導入するのですか?
みゅう犬猫デンタルクリニックではCT検査を導入する予定とのことですが、どのような機械を導入するのですか?
みゅう犬猫デンタルクリニックではCT検査を導入する予定とのことですが、どのような機械を導入するのですか?

当院では、特に歯科治療に特化した「CBCT」を導入予定です。これは歯と骨を非常に詳細に撮影できるタイプのCTで、主に歯科治療のために設計されています。全身を撮影する通常のCTとは異なり、頭部だけを撮影し、歯周病などの診断に大変有効です。

なぜCT検査が重要なのですか?
なぜCT検査が重要なのですか?
なぜCT検査が重要なのですか?

CT検査は、レントゲンと比較して立体的な画像を提供するため、より正確な診断が可能になります。レントゲンは影絵のような2D画像であり、骨の状態を完全には捉えられません。しかし、CTでは3Dで撮影するため、レントゲンでは見えなかった部分や骨の細かい状態まで把握でき、治療計画の立案に非常に役立ちます。

CT検査は麻酔下で行われるのですか?
CT検査は麻酔下で行われるのですか?
CT検査は麻酔下で行われるのですか?

はい、CT検査は動物が動かないように麻酔下で行います。理想的には、起きている状態で撮影できれば革命的ですが、現在はほとんどの症例で麻酔が必要です。ただし、特定の条件下では、起きている状態でも撮影可能な場合があるかもしれませんが、これは今後検討していく事項です。

獣医歯科での最新機器の導入とその目的

最新の医療機器を導入する理由は、主に病気の早期発見と正確な診断のためですか?
最新の医療機器を導入する理由は、主に病気の早期発見と正確な診断のためですか?
最新の医療機器を導入する理由は、主に病気の早期発見と正確な診断のためですか?

はい、その通りです。私たち獣医師の役割は、病気を発見し、適切な治療を提供することです。そのためには、精度の高い医療機器が不可欠で、それによってより良い治療計画を立てることができます。

他に導入を検討している医療機器はありますか?
他に導入を検討している医療機器はありますか?
他に導入を検討している医療機器はありますか?

医療機器には様々なものがあり、それぞれが特定の治療や検査に役立ちます。例えば、伐髄根幹治療に用いるエンドモーターや、歯科ユニット、超音波スケーラーなどがあります。特に私たちは、ヨーロッパで一般的に使用されているマグネット式の超音波スケーラーを使用しており、これは振動の方向が一方向ではなく、楕円運動をするため、歯石除去の効率が良く、歯へのダメージも少ないのが特徴です。

麻酔の取り扱いと検査・治療へのアプローチ

麻酔の安全性に関して、先生はどのように心がけていますか?
麻酔の安全性に関して、先生はどのように心がけていますか?
麻酔の安全性に関して、先生はどのように心がけていますか?

麻酔は体にとって必ずしも良いものではない、というのが正直なところです。麻酔に100%の安全性は存在せず、それは人間の医療においても同様です。私たち獣医師は、常にメリットとデメリットを天秤にかけ、患者にとって最善の選択を提案します。麻酔を使用する理由は、それによって得られる利益が麻酔のリスクを上回るからです。麻酔を使用して行う治療や検査は、それ自体が目的ではなく、より大きなメリットのために必要な手段です。

検査や治療の際、飼い主さんへのアドバイスはありますか?
検査や治療の際、飼い主さんへのアドバイスはありますか?
検査や治療の際、飼い主さんへのアドバイスはありますか?

検査や治療の提案をする際には、そのメリットとデメリットを飼い主さんにしっかりと説明し、最終的な決定は飼い主さんが行います。治療の選択にあたっては、偏りのない情報を提供し、インフォームドコンセントの精神に基づき、飼い主さんが納得のいく選択をできるようサポートします。麻酔を含む治療は、その動物の全体的な健康状態や、治療によって得られる具体的な利益を考慮した上で慎重に決定されます。

みゅうデンタルクリニックの設備・医療機器

歯科用ポータブルレントゲン装置(EzRayAir )

この装置は、場所を選ばず撮影が可能なポータブルレントゲンです。撮影時間はわずか10秒以内で、効率的な検査を実現します。高解像度の画像により、歯や顎骨の細部まで鮮明に観察でき、正確な診断と適切な治療方針の決定に貢献します。

コーンビームCT (CBCT)

コーンビームCT(CBCT)は、従来の歯科用レントゲンや全身用CTを超える高画質で異常を検出できることが最大の特徴です。この技術により、以前には見落とされがちだった細かな病変も発見可能になり、より正確な診断が行えます。また、全身用CTに比べて被曝線量が大幅に少なく(1/10程度)、歯科レントゲンで全ての歯を評価する際の半分以下の線量で済むため、患者様の安全性が大きく向上しています。さらに、撮影時間がわずか18秒と非常に高速で、検査全体の時間短縮に貢献します。これにより、麻酔下での検査時にも麻酔時間の削減が可能となり、患者様への負担をより一層軽減できます。

YAGレーザー

100Wの高出力レーザーを発振可能で、大きな腫瘍や病変の無血切除・蒸散が行えます。ファイバー使用により内視鏡への適用も可能で、出血がほぼないため安全に処置が可能になり、動物への負担を軽減します。

マグネット式超音波スケーラー(キャビトロン)

この超音波スケーラーは歯石除去処置に使用され、超音波振動により歯石を効率的に除去します。ピエゾ式が一般的ですが、この機器は楕円運動を行うマグネット式を採用。これにより、使用時の制限が少なく、処置の迅速化が可能です。

飼い主様へ

TEL

06-6396-0032

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